INTERVIEW

やりたいを支えあえる環境で、
シンカしたい。

INTERVIEW 社員を知る

技術本部 技術開発チーム

M.O

幼少期からあるモノづくりへの強い好奇心を大切にしながら就活をした結果、ブンリに入社。生産工程と設計(図面作図)を経て、現在は新製品開発に携わる。3DCADを導入するプロジェクトも若手ながら推進。趣味は釣りで、私物の3Dプリンターでオリジナルルアーづくりをしている。

M.O
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好奇心や「やりたい」を尊重してくれる環境だから、飛び込んでも大丈夫だった。

私は小さな頃から、機械が動く仕組みや構造への興味が強かったです。目覚まし時計を分解しては、母親に怒られるような幼少期でした。生まれ育った大好きな地元で、モノづくりに関わりたいと思いながら就活していた時に出会ったのがブンリです。「ろ過装置」という機械は当時の自分にとって未知のものでしたが、工場を見学するうちに、逆にその目新しい感じに惹かれて入社を決意しました。入社してからは製造現場に配属となりました。知識も経験もない中でしたが、上司の皆さんに恵まれ、好奇心のままに色々なことを任せてもらったり、自ら提案したことを「やってみなよ」と応援してもらえたことで、のびのびと成長できたと思います。実は、現場を経験した後に設計の仕事に挑戦することになったのですが、それも現場を効率化するための治具(※)を自分で提案・設計して取り付けたことがきっかけでした。

※製品を加工する際に補助となる部品のこと

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ブンリだからこそ、お客様に役立てているという実感

特に印象に残っているプロジェクトは、3Dモデリングソフトを使った流体シミュレーションの導入から製造に活かすまで実用化したことです。3Dモデリングには自信があった一方で、流体力学については何も知らない状態で、正直不安でした。検討に検討を重ねたソフトを、いざ実用化してみると、お客様の現場は実験環境とは異なるため、解析結果もイレギュラーな値ばかりでした。わからないことはメーカーに問い合わせるなどして、独学でコツコツ学んでいきました。プレッシャーはありましたが、モノづくりへの好奇心と「自分がやらなくて、誰がやるんだ」という気概をもって日々、奮闘していました。そして、何とか解析結果をもとに、お客様にろ過装置の改善提案を行い、採用していただくことができたのです。なお、装置のトラブルを解消することができ、お客様から「メンテナンスの回数が減り、便利になったよ」と好評の声をいただいていると、営業担当の社員から聞いた時は、言葉にならない達成感がありました。

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風通しの良さが、ブンリの真の技術力。

ブンリの製品の一番の自慢どころは品質だと思いますが、それを実現できているのは、部門や立場を超え、風通しのよい人間関係を築けていることだと思います。私は今、開発部門で仕事をしているのですが、普段はデータ分析や製品改良の検討に没頭しているため、他の社員と顔を合わせることは多くありません。ただ、フラッと現場にでてみると、すれ違う社員の皆さんが次々に「最近どう?」と声をかけてくれます。モノづくりはひとつの部門の力だけでは成り立ちませんから、色々な部門の方と気さくな関係を築けているからこそ、ちょっとした相談がしやすかったり、新しいアイデアが生まれたりするんですよね。これまで色々な仕事を経験してきましたが、どの部門でも共通しているのは、思いやりを大切にしているところです。「この部品は、次の工程でどう扱われるのか?」など、自分の後の工程のことを常に考えた仕事を、お互いに心がけることで、結果的に高い技術力を発揮できているのだと思います。

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自分のシンカを、会社のシンカに。

色々な仕事を経験してきた私だからこそ、将来的には製造部門全体を見て、貢献できる役回りを担っていきたいです。まずは、後輩社員の育成にも積極的に取り組んでいきます。ただ与えられた仕事をこなしてもらうのではなく、その人の人生の目標や、ありたい姿に寄り添った働き方を一緒に考えられる上司になりたいですね。自分の考え方を伝えてリードすることには苦手意識があるのですが、ブンリという会社が今、本気で進化しようとしているなかで、自分自身も乗り越えていきたいなと思います。また、多様化するお客様のニーズに対応するために、そして世界中の製造現場を快適にするために、新製品新技術の開発にも注力していきます。新しい技術を世の中に提供していくためにも、まずは色々な経験を積み、技術的にも人間的にも、さらに自身を磨いていきたいです。

さあ、シンカしよう。